公開: 2026-08-26 更新: 2026-08-26
ブロックテーマは、投稿本文だけでなくヘッダー、フッター、一覧、個別ページなどをブロックで構成するWordPressテーマです。サイトエディターから全体を編集できますが、すべてを自由にすることが良い運用とは限りません。
theme.jsonはデザインの基準
色、文字サイズ、余白、レイアウト幅などを定義します。編集者が選べる値を絞ることで、ページごとのばらつきを減らせます。定義を変更すると複数箇所へ影響するため、トークン名と用途を記録します。
テンプレートとテンプレートパーツ
templatesにはページ種別ごとの骨格、partsにはヘッダーやフッターなど再利用部分を置きます。WordPress管理画面で保存した変更はデータベース側が優先されるため、ファイルを更新しても表示が変わらない場合があります。配布更新時は、利用者のカスタマイズを上書きしない手順が必要です。
パターンは出発点
パターンは複数ブロックのまとまりです。サービス紹介、FAQ、CTAなどを登録できます。未加工のデモ文を実在の情報と誤解させないよう、プレースホルダーであることが分かる内容にします。同期パターンは一括変更に向き、非同期パターンはページごとの編集に向きます。
スタイルバリエーション
配色やタイポグラフィの組み合わせを提供できます。ただし選択肢が多いほど品質管理は難しくなります。ブランドに必要な少数の選択肢に絞り、コントラスト、リンク識別、フォーカス表示を確認します。
直接編集と更新の衝突を避ける
配布テーマのファイルを直接変更すると、アップデートで失われる可能性があります。サイトエディターの設定、追加CSS、子テーマ、独自プラグインのどこへ変更を置くか決めます。機能はテーマではなくプラグインに置く、という境界も移行性を高めます。
公開前チェック
- ヘッダー、フッター、404を含むテンプレートを確認する
- 見出し順序とランドマークを確認する
- キーボードだけでメニューとリンクを操作する
- 200%拡大とスマートフォン幅で確認する
- テーマ停止時に本文が読めるか確認する
- 更新前後の差分と戻し方を記録する
ブロックテーマは、編集可能性を高める技術です。権限、承認、パターン、更新手順を合わせて設計すると、運用の道具になります。