GUIDE · 8分

WordPressでLPを作る前に決めること

ページビルダーを選ぶ前に、目的、対象者、計測、公開後の修正方法を決めるための実務ガイド。

公開: 2026-08-26 更新: 2026-08-26

WordPressでランディングページを作るとき、最初にレイアウトを組み始めると、情報を増やすことが目的になりがちです。先に決めるのは「誰の、どの判断を助け、どの行動へつなげるか」です。

一ページにひとつの主目的を置く

資料請求、相談予約、購入、メール登録を同じ強さで並べると、評価する指標が曖昧になります。最終行動をひとつ決め、まだ判断できない人向けの補助導線を別にします。広告、検索、既存顧客メールなど、流入元によって前提知識も異なります。

「訴求」より前に不安を並べる

提供者が伝えたい特徴ではなく、訪問者が次に進めない理由を書き出します。価格が分からない、対象か判断できない、導入作業が不安、比較基準がない、といった障壁です。各セクションは障壁をひとつ減らす役割を持たせます。

  1. 誰向けかと得られる変化
  2. 現状の問題と対象範囲
  3. 提供内容と進め方
  4. 条件・価格・対象外
  5. よくある懸念への回答
  6. 行動後に何が起きるか

計測を公開前に設計する

送信完了だけでは、どこで迷ったか分かりません。主CTAのクリック、フォーム開始、入力エラー、送信完了を区別します。ただし入力内容やメールアドレスを分析イベントへ送ってはいけません。同意管理と計測タグの発火条件も確認します。

編集しやすい単位に分ける

ヒーロー、課題、サービス、比較、FAQ、CTAをブロックパターンとして分ければ、一部だけを変更しやすくなります。共通CTAを同期パターンにするか、ページごとに変えるかは、運用責任を見て選びます。同期パターンは便利ですが、一か所の変更が多ページへ反映されるため承認が必要です。

公開後の最初の確認

  • 主要流入元ごとにページが表示できる
  • スマートフォンでCTAが隠れない
  • フォームのエラーと完了が理解できる
  • 計測イベントに個人データが含まれない
  • 広告パラメータ付きURLでもcanonicalが正しい
  • 変更前の基準値と確認期間を記録した

LPは公開して終わりではありません。変更理由と結果を残し、次の担当者が同じ失敗を繰り返さない状態をつくります。